読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

田口担の彼女は元気にしているだろうか

私が二次オタだった頃、よく一緒に行動していた。怜ちゃんとタチマコについてあらゆる論議を交わしまくった。


彼女とは中1のときクラスが同じで毎日のようにジャニーズの話をしていた。中2か中3あたりで2人とも二次オタへと転げ落ちてしまったものの、私と彼女は二次オタと平行して相変わらずゆるいジャニオタをやっていた。


彼女は田口担の伊野尾推しだった。そういえば5年前から「伊野尾ちゃんがかわいい」と言い続けていた。(伊野尾に無知だった私は「誰?」と言い続けていた。)時が過ぎ伊野尾くんは今大ブームを巻き起こしている訳だが、彼女に言わせると「あんな子じゃなかった」らしい。知らんがな。



当時、彼女が繰り広げる伊野尾の話があまりにもつまらなかったので何とか田口の話に切り替えさせていた。クラスが離れても最近田口どう?とかまだ田口好きなの?とか、すれ違うたびに聞いていた気がする。今思えば相当しつこい奴だった。




突然田口くんが事務所をやめると言い出した。


つぎの日「大丈夫?」と声を掛けたら彼女は死にそうな顔で頷いた。こんなに分かりやすい大丈夫じゃないがこの世にあるのか〜と思った。


追っかけをやめたから大丈夫だろうと思っていた。「ね〜!ショックなんだけど〜!」みたいな反応を予想していたのに反して、予想以上の落ち込みだった。授業中彼女の方を見ると、机に突っ伏していた。いつもならバカみたいに回る舌にドス黒くて重い何かが沈んだみたいで、言葉が思うように出なかった。どの言葉を選んだらいいのかなんて私は知らなかった。こんなにもどかしい思いは初めてだった。





「ジャニオタやめても田口くんは好き。多分ずっと好きだと思う。田口くんは世界1だよ!私の王子様!」


普段夢見がちな発言を一切しない人から「王子様」という言葉が出たとき、猛烈に感動した。田口くんはたった1人の永遠の王子様なんだ。こんなに素敵なことがあるか、と。

その場では「世界一とか〜ウケる〜」と言ったものの正直ちょっと泣きそうになっていた。




誰かの王子様でいることは難しくない。でも永遠に王子様でいられるかといったら。


移り変わる人の心の中で不変のものになるのは、難しいことなのだと思う。だからこそ、王子様の枕詞は永遠。欠片をかき集めて作り上げた自分だけの王子様。 颯爽と自分の前に現れた王子様。こんなに色んな登場の仕方があるおとぎ話ほかにないよ!!!!!!!!ジャニーズはおとぎ話だよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!姉たちから執拗なイジメを受けているあなた!!!!!!!!毒りんご食って卒倒したあなた!!!!!!魔女に声を奪われて苦しんでいるあなた!!!!! そんなあなたを助けるのはみんなジャニーズだよ!!!!!!!!!!!!(大声)


さすがに言いすぎたけどそういう辛い境地から救ってくれるのはいつだって王子様なんだよ。



私はなんで翔くんを好きになったのか覚えてないっていうか分かってないけど、好きだなぁって思った瞬間から世界が変わったみたいに翔くんの一挙一動が愛しく思えて、ポンコツでヘタレなところも歌とダンスがさして上手くないところも、バク転ができないところも、頭良いのにバカなところも天然なところも、もう全部全部可愛くてかっこよくて、何よりアイドルでいてくれていることが嬉しくて、こんなに人を好きになること、もう一生ないかもしれないって思ったら怖くなった。こんな素敵な王子様、どこにもいないって知ってるのに。


みんなも自担以上に好きになる人が見つからなかったらどうしようって思ったこと1回ぐらいあるよね????????あるよね??????DVDとか番組とか見てて「ッアーーーーーー!!!????!?!?!?れ?!?!????好き………………」ってなることあるよね???????「ヤバい………自担以上の人が現れる気がしない………ヤバい……」って悩んだことあるよね??????あー……うん……ないか…………なかったらごめんね………………





何が言いたいかというと今日ワクワク学校に入学する訳ですが、翔くんのビジュが整っていることを期待しているってことです。