私のために

 

 

二宮くん元気〜〜〜〜〜〜???????

 
 
 
 

私が常々お友達になりたいと思っている職業:アイドルの二宮和也くん。

 
 

ある日の夜、私の目に飛び込んだのはアカデミー賞のトロフィーを持った和也くんとその写真の横にデカデカと乗っていた熱愛の文字。何これすっげぇデジャヴ……………………………………あっこれ5年前の夏と同じ状況だわ!!!!!!!!!

 

思い出した。5年前の和也くんもこうして夏と熱愛を連れてやってきたのだった。

 
当時中学1年生だった私のクラスのジャニオタが大騒ぎだった。ニノ担は咽び泣き他担は他人事のように慰める。それでも誰も降りていなかった。なぜか皆妙なプライドがあり、「たかが熱愛で降りるなんて、本当のファンじゃない!」という心持ちでいた。今思えば全員正妻かよって感じだけど。
 
 

今年も5年前も、最初は信じなかった。皆信じてなかったしまぁこれがホントでも別にいいかな〜などと呑気なことを言っていた。

 
 

次の日の朝、うとうとしながら電車に乗っていた私の目に飛び込んできたのはブログのスクショだった。身体の体温が一気に下がっていくのと同時に、和也くんへの気持ちも下がっていくのを感じた。それでも私は冴えた目と冷めきった体で携帯の中の情報を追うのを止めなかった。意外と冷静でいられた自分に驚いた。

 
 

学校に着くと友達に「二宮大丈夫〜〜?」と言われた。二宮は大丈夫じゃないかもしれないけど私は全然大丈夫だった。別に傷ついてはいなかった。

 
 

家に帰って録画してあった嵐にしやがれを見ようと思った。

 

見られなかった。

 

なんで、傷ついてもないし悲しくなんかないはずなのに。でも何となく見たくなかった。

 
 

和也くんを見るのが怖くなっていた。

 

この1件だけとは言わず、前の人のこともあり、和也くんが何をやっていても「へぇ〜〜〜だから?」となってしまう気がしてなかなか編集作業が進まなかった。

 
 

こんなスクショいつか消えるんだから気にすんな〜と自分に言い聞かせても、やっぱり見る気になれなかった。あ、傷ついてないけど嫌になってるんだなと気付いた。

 

まるで何事もなかったかのように振る舞って、平然としている彼を見るのが嫌だった。彼女の今までの振る舞いを無視していた彼が嫌になった。こんなに管理能力がない人だと思っていなかった。彼に幻滅する日が来ると思っていなかったから、余計に嫌悪感が増した。

 
 

私たちなら無条件で許すと思ってるのかな。ファンなら何があっても許せとでも言いたげな感じ、すごいムカつく…………

 
 
 
「たかが熱愛で降りるなんて、本当のファンじゃない!」
 
 
 

うるっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっせ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜よバーーーーーーーーーーーーーーーーーカ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 
 
 
 
 

傷ついた人がいるんだよ!!!!!!!!!もう今さらどうにもできないけど!!!!!!!!!!

 
 
 
「たかが熱愛で降りるなんて、本当のファンじゃない!」

 

 

 

 

な〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜にが!?!?!?!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

まってそもそもホントのファンってなに!?!?!?!たかが熱愛!!!されど熱愛!!!!!人を好きな感情に大きいも小さいもあるかバカ!!!!!

 
 

「好きな人に好きな人がいました…………それは別にいいんですけど好きな人の彼女が私のことをすごく煽ってきます…………」

 

    
キリストも許せるかギリだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 
 
 
 
 
 

もうなんかめちゃくちゃ疲れてしまったのである。

 
 

「僕たち彼女がいます」

 

ここまではいい。

 

「僕たちの彼女はあなたたちを煽るようなことも匂わせもするけど、それでもついてきてね。」

 
 
 

立派ないじめです!!!

 
 
 
 

これ、もし今度またこういう話が出たとき、ついてこれない人はもうついてこなくていいよってことなのかなって思いました。何それ超悲しい。自分で言ってて傷ついた。

 
 
 
 
 

ついていきたいのに。あなたたちのことが大好きなのに、ついていくことにちょっと違和感を感じる。

 

こうやって私たちが無条件についていったらまた繰り返されるんじゃないかとか、立ち直れないぐらい傷つけられたらどうしようとか、もうなんか怖いんですよね。何が起こるか分からなくなってきた。

 
 

歳も歳だし彼女がいるのは別にいいんだけど、写真を上げてしまうような人と付き合ってることが信じられない。何でこんな中学生みたいなことする人と付き合ってるんだろう、こんな人と付き合って彼は幸せになれるのかな、って色々考えちゃう。幸せならいいって話でもないし私はそこまで菩薩じゃない。

 
 

私たちはもうアイドルとして嵐を見ちゃいけないのかな〜〜〜って思ったら泣きそうになっちゃう........;;;;

 
 

彼らはアイドルという枠を飛び出したエンターテイナーだからプライベートまでアイドルでいさせる必要ないのかもとかさ.........

 

そうしたら彼らはもうアイドルじゃないから私たちの欲望は叶える必要ないし、誰かの王子様でいようとする必要もないし、だからもういっそ全部なかったことにしてあげられたらなって思ったんだよ.......

 

 

自由に恋愛できないし、思いっきり遊ぶこともできない。生き辛くさせてしまっているのは私たちだし本当に申し訳ないなっていつも思う。割に合わないとまで思いたくないよ。そんな合理性求めてオタクやってる訳じゃないもん。

 

 

 

 

 

 

ホントこの1件で疲れ切ってしまって何もしたくなかったけど何かしないとと思ってとりあえず書きました。

 
 

嵐のことが大好きなら私たちのことも大好きでいてほしかった、嵐が大事なら私たちのことも同じように大事にしてほしかったなぁ。そんなただのワガママです。

 
 
 

田口担の彼女は元気にしているだろうか

私が二次オタだった頃、よく一緒に行動していた。怜ちゃんとタチマコについてあらゆる論議を交わしまくった。


彼女とは中1のときクラスが同じで毎日のようにジャニーズの話をしていた。中2か中3あたりで2人とも二次オタへと転げ落ちてしまったものの、私と彼女は二次オタと平行して相変わらずゆるいジャニオタをやっていた。


彼女は田口担の伊野尾推しだった。そういえば5年前から「伊野尾ちゃんがかわいい」と言い続けていた。(伊野尾に無知だった私は「誰?」と言い続けていた。)時が過ぎ伊野尾くんは今大ブームを巻き起こしている訳だが、彼女に言わせると「あんな子じゃなかった」らしい。知らんがな。



当時、彼女が繰り広げる伊野尾の話があまりにもつまらなかったので何とか田口の話に切り替えさせていた。クラスが離れても最近田口どう?とかまだ田口好きなの?とか、すれ違うたびに聞いていた気がする。今思えば相当しつこい奴だった。




突然田口くんが事務所をやめると言い出した。


つぎの日「大丈夫?」と声を掛けたら彼女は死にそうな顔で頷いた。こんなに分かりやすい大丈夫じゃないがこの世にあるのか〜と思った。


追っかけをやめたから大丈夫だろうと思っていた。「ね〜!ショックなんだけど〜!」みたいな反応を予想していたのに反して、予想以上の落ち込みだった。授業中彼女の方を見ると、机に突っ伏していた。いつもならバカみたいに回る舌にドス黒くて重い何かが沈んだみたいで、言葉が思うように出なかった。どの言葉を選んだらいいのかなんて私は知らなかった。こんなにもどかしい思いは初めてだった。





「ジャニオタやめても田口くんは好き。多分ずっと好きだと思う。田口くんは世界1だよ!私の王子様!」


普段夢見がちな発言を一切しない人から「王子様」という言葉が出たとき、猛烈に感動した。田口くんはたった1人の永遠の王子様なんだ。こんなに素敵なことがあるか、と。

その場では「世界一とか〜ウケる〜」と言ったものの正直ちょっと泣きそうになっていた。




誰かの王子様でいることは難しくない。でも永遠に王子様でいられるかといったら。


移り変わる人の心の中で不変のものになるのは、難しいことなのだと思う。だからこそ、王子様の枕詞は永遠。欠片をかき集めて作り上げた自分だけの王子様。 颯爽と自分の前に現れた王子様。こんなに色んな登場の仕方があるおとぎ話ほかにないよ!!!!!!!!ジャニーズはおとぎ話だよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!姉たちから執拗なイジメを受けているあなた!!!!!!!!毒りんご食って卒倒したあなた!!!!!!魔女に声を奪われて苦しんでいるあなた!!!!! そんなあなたを助けるのはみんなジャニーズだよ!!!!!!!!!!!!(大声)


さすがに言いすぎたけどそういう辛い境地から救ってくれるのはいつだって王子様なんだよ。



私はなんで翔くんを好きになったのか覚えてないっていうか分かってないけど、好きだなぁって思った瞬間から世界が変わったみたいに翔くんの一挙一動が愛しく思えて、ポンコツでヘタレなところも歌とダンスがさして上手くないところも、バク転ができないところも、頭良いのにバカなところも天然なところも、もう全部全部可愛くてかっこよくて、何よりアイドルでいてくれていることが嬉しくて、こんなに人を好きになること、もう一生ないかもしれないって思ったら怖くなった。こんな素敵な王子様、どこにもいないって知ってるのに。


みんなも自担以上に好きになる人が見つからなかったらどうしようって思ったこと1回ぐらいあるよね????????あるよね??????DVDとか番組とか見てて「ッアーーーーーー!!!????!?!?!?れ?!?!????好き………………」ってなることあるよね???????「ヤバい………自担以上の人が現れる気がしない………ヤバい……」って悩んだことあるよね??????あー……うん……ないか…………なかったらごめんね………………





何が言いたいかというと今日ワクワク学校に入学する訳ですが、翔くんのビジュが整っていることを期待しているってことです。

言いたいことを言う


この前たまたま倉橋さんのブログを見つけた。回ってきたものだったけど読み進めるうちにもしかしてと思い、最後の最後で分かった。

倉橋さんがおっしゃっていたことがすごく心に響いたっていうか、ぶん殴られたような気分だった。と同時にスッキリもした。何だ皆同じこと考えてるんだなって。

私が好きな5人はもうどこにもいないってことを改めて認識させられてただただ寂しかった。わざと考えないようにしてたのかもしれない、好きな5人のことが急に愛しくなって見返したPVはみんな大好きHappiness。

ピカンチタブルとかHappiness、アオゾラペダル、ハダシの未来、ナイスな心意気とかのPVが大好きなんですけど、多分これは本来の嵐があるべき姿を感じるからというか。私が勝手に感じてるだけかもしれないけど、そこそこ真面目でそこそこ不真面目でバカで超仲良しっていうのがメディア面としての嵐だと思うんです。

ピカンチダブルは爽やかの代名詞だし、Happinessとアオゾラペダル(主にメイキング)は仲良しの代名詞、ナイスな心意気とハダシの未来は不真面目っていうかバカっていうかまぁ単に私が好きなだけですけど。


今のPVは正直つまらないと言ってしまえば救いがないですが買ってないものもあります。

5人とも超忙しいのは分かってるんですけど衣装着て立ってるだけ、座ってるだけ、少し動いて歌うって何じゃそりゃ。出してくれるだけありがたいのかもしれません。ていうかある程度のスパンでリリースしてくれるのはめっっっっちゃくちゃ幸せなことです。分かってます。でもそれでも、出すならもう少し私たちが楽しめるものは何だろうというのを考えてほしかった。メイキングに謎のナレーションが入ったのはマジでジェイストーム!!!!!!に電話入れようかと思った。1回で終わったけど。


ファンの定義なんて人それぞれですけど、ファンなら全部買わないとってことはないと思います。欲しかったら買う、気に入らなかったら買わない。アーティスト側から提供されたものがあまり好みじゃないものでもとりあえず肯定して、無理して好きなとこ探しても、どっちのためにもならないと思います。アーティスト側もこれがいいんだって認識してしまったら、もうマジで何やってんだレベル。負の感情を持ち込んでも楽しくないって人もいるし、それはそれでいいと思います。否定するときってどうしても勇気がいるし、好きなものならなおさら罪悪感ありますしね。

でも意見を言うことも時には大事なんだなぁって実感します。特に嵐はずっと見ているファンこそが言わなければいけないことっていうのが特別多かったような気がします。嵐が爆発的に売れ出すにつれ、全肯定する人も増えて、昔からのファンの数は変わらずとも母数が増えるにつれ声がかき消されて、徐々にズレていって。いまや「みんなの嵐」は「国のもの」。 もう軌道修正がきかないところまで来てしまいました。5人はものすごく、誰よりも大きく成長したけど、その成長の方向に付いていけなかったオタクの子が他のグループの担当になっていたり。

昔に戻れば戻るほど好きになってしまうんですよね。昔の嵐も今の嵐も同じって分かってはいるんですけど、なんか違うんですよね。

既に人気あるものを追いかけるのって端的に言うと楽なんですよね。CDもDVDも当たり前のように出て、当たり前のように毎年コンサートがあって、(当たり前のようにチケットが取れなくて)当たり前のようにレギュラー番組があって、当たり前のようにラジオがあって。私はそれに当たり前のようにお金を出して楽しんでいます。

ジャニーズWESTを好きになってから気が付いたんですけど、これはホントにすごいことだった。

WESTは毎年コンサートがあるか分からなかったり、レギュラー番組は少なかったり、CDやDVDのリリーススパンがとても不定期だったり自担の仕事がなかったり。でもだからこそ、仕事や現場が決まった時の喜びがどこのグループよりもデカい。目に見えて成長していく人たちって見ていてこんなに楽しいんだって驚きました。仕事や現場が決まった時、新しい情報が出るたびにものすごくドキドキするんです。次はどんな表情が見られるんだろう、どんな7人を見せてくれるんだろうって、未知数の宇宙空間にいるような感じ。「てっぺん取る」って目標に向かって毎時成長する7人が、見てて超楽しくて。これは完全に私の感覚でしかないので違うって方もいると思いますけど、WESTは7人と一緒に階段を登ってる感じ、嵐は先に走ってる5人をオタクが全速力で追いかける感じ。

嵐も昔はそうだったんだろうと思います。ていうかこのズレはいつ気付いても遅かったことなんだと思います。

企業や国が求める嵐とファンが求める嵐は違うから、オタクの子が離れるのは至極自然な流れだったのかなぁって。本来ならばCMやったらファンも増えて消費も増えて企業も事務所もwin-winです。でも嵐ってこれ以上莫大にファン増やす必要あります?嵐なんて日本人なら誰でも知ってるような国民的アイドルなのにこれ以上知名度上げる必要あります??経済効果が何億!って言われてもこんな私みたいなクソ平民が億とかいう数字にピンと来るわけないじゃん。嵐にそんな経済効果あってももう別に嬉しくないよ。むしろ怖いわ。嵐はアイドルだよ。偶像って経済の歯車に巻き込むものじゃないでしょ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!嵐はお前らの免罪符じゃねーーーーーーーーーーーーーーーんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!





まぁ現代におけるアイドルは商売道具でしかないという事実から目を逸らしてはいけないって分かってるんですけどね…………………………アイドルを追いかけてる以上ちょっとぐらいは夢見たいんです………………私たちは経済を動かすためにオタクやってる訳じゃないんですよ…………自担が好きっていう気持ちで自分を動かしてるだけなんですよ………………